すいせん

	しりょう	コメント
	スクラッチ歌代朔／作，あかね書房，2022.6	コロナ禍でバレーの「総体」が中止になった鈴音。出展するはずの「市郡展」の審査がなくなった千暁。それでも出展作の「カラフルな運動部の群像」を描き続ける千暁のキャンバスに、不注意から鈴音が墨を飛ばしてしまい…。(2023年度中学校の部)
	アップステージダイアナ・ハーモン・アシャー／作，評論社，2022.8	シャイで目立つことが大嫌いなシーラ。でも、心の中では「学校ミュージカルに出演したい!」と思っていて…。ミュージカルの幕が開くまでのドタバタを描く、ユーモアいっぱいの物語。(2023年度中学校の部)
	人がつくった川・荒川長谷川敦／著，旬報社，2022.8	首都圏をつらぬき、流域に約1000万人が住む荒川。川の流れを変えることで江戸の繁栄は生み出され、度重なる洪水から人々を守ってきた。川の歴史と流域の暮らしの変化を丁寧に追いながら、その過去・現在・未来を旅する。 (2023年度中学校の部)
	ラブカは静かに弓を持つ安壇美緒／著，集英社，2022.5	少年時代のある事件から心を閉ざしてきた橘は、音楽教室への潜入調査を命じられる。目的は著作権法の演奏権を侵害している証拠を摑むこと。美しき孤独なスパイが最後に手にするのは…。『小説すばる』連載を加筆し単行本化。(2023年度高等学校の部)
	タガヤセ!日本白石優生／著，河出書房新社，2022.7	現役官僚YouTuberとしてメディアにも登場する著者が最新の農業から、実はスゴい日本の農作物、日本の農業の未来までを語る。(2023年度高等学校の部)
	昆虫の惑星アンヌ・スヴェルトルップ=ティーゲソン／著，辰巳出版，2022.4	子煩悩なハサミムシ、乾いて休眠するネムリユスリカ、水中で音楽を奏でるミズムシ…。ノルウェーの女性昆虫学者が、奇妙で美しく風変わりな虫たちについて語る。ヒトと昆虫の関わりもとりあげる。(2023年度高等学校の部)
	セカイを科学せよ! 安田夏菜／著，講談社，2021.10	ルーツが日米の蟲好き女子・葉奈。ルーツが日露のミハイル。葉奈とミハイル、そして科学部の面々は、生物班の存続をかけ、学校に活動の成果を示すことに…!? ミックスルーツの中学生が繰り広げるバイオロジカル・コメディ。(2022年度中学校の部)
	海を見た日 M.G.ヘネシー／作，鈴木出版，2021.5	きっと世界は、そんなにひどいところじゃない-。ロサンゼルス、それぞれの事情で養母の家に預けられた3人の里子。みんながバラバラの方向を向いていて、正面切って向き合わない。そこへ新しく自閉症の男の子が仲間入りし…。(2022年度中学校の部)
	江戸のジャーナリスト葛飾北斎千野境子／著，国土社，2021.5	90歳まで絵筆をとった人気浮世絵師・葛飾北斎は、情報の限られた江戸時代に、広く日本の外からも情報を収集した-。「人間・北斎」にスポットライトをあて、その魅力や謎を探り、北斎とは何者なのかを解き明かす。(2022年度中学校の部)
	その扉をたたく音瀬尾まいこ／著，集英社，2021.2	ミュージシャンへの夢を捨てきれず怠惰な日々を送る宮路は、演奏に訪れた老人ホームで、神がかったサックスの音を耳にする。吹いていたのは介護士・渡部だった。ホームに通い始めた宮路は…。(2022年度高等学校の部)
	建築家になりたい君へ隈研吾／著，河出書房新社，2021.2	建築物は大きいけれど、その仕事は小さなことの積み重ねでできている-。10歳で建築家を志し、2020年東京オリンピック会場を手がけた建築家が綴る10代へのメッセージ。(2022年度高等学校の部)
	クジラの骨と僕らの未来中村玄／著，理論社，2021.7	小さな頃から生き物が大好きで、様々な動物を飼っていた著者。中学2年生の時、骨格見本に興味を持ち、死んでしまったペットのハムスターの墓あばきを思いつき…。骨からスタートしたクジラ博士の研究航海記。(2022年度高等学校の部)
	ウィズ・ユー濱野京子／作，くもん出版，2020.11	高校受験を控えながら、家族関係に悩み悶々と日々を送る悠人は、夜の公園でひとつ年下の少女、朱音と出会う。彼女は病気の母を支えながら家事を担う「ヤングケアラー」だった。悠人は彼女の力になりたいと思うようになるが…。(2021年度中学校の部)
	アーニャは、きっと来るマイケル・モーパーゴ／作，評論社，2020.3	第二次世界大戦下のフランス山間部の村。羊飼いの少年ジョーは、ユダヤ人の子どもたちと出会い、彼らの亡命に協力することになる。さて、村人全員を巻き込んだ大騒動の逃亡劇の行方は…。(2021年度中学校の部)
	牧野富太郎清水洋美／文，汐文社，2020.7	日本全国の野山を歩いて集めた標本は40万点。調べて分類し、名前をつけた植物が1500種類。「日本の植物学の父」とよばれる牧野富太郎の94年にわたる人生を描く。富太郎採集マップ、富太郎ゆかりの場所なども収録。(2021年度中学校の部)
	水を縫う寺地はるな／著，集英社，2020.5	男なのに刺繡が好きな弟。女なのにかわいいものが苦手な姉。愛情豊かな親になれなかった母…。世の中の普通や当たり前を問い直す、6人の家族の物語。(2021年度高等学校の部)
	兄の名は、ジェシカジョン・ボイン／著，あすなろ書房，2020.4	4歳年上のジェイソンは、サムの自慢の兄。だけどこのごろ、少し様子が変わったみたいだ-。一人の子どもがジェンダーや性的指向という問題にどう向き合っていくのかを、わかりやすく、誠実に、時にコミカルに描く。(2021年度高等学校の部)
	科学者になりたい君へ佐藤勝彦／著，河出書房新社，2020.10	どうすれば科学者になれるのか? 「インフレーション理論」を提唱した宇宙物理学者・佐藤勝彦が、自身の科学者人生を紹介しつつ、「科学とはどういうものか」「優れた科学者になるためには何をしたらよいか」などを語る。(2021年度高等学校の部)
	天使のにもついとうみく／著，童心社，2019.2	保育園を職場体験先に選んだ中学2年の風汰。「なんだって、こんなとこ選んじゃったんだろっ」と、保育園の看板に目をやって、ため息をついたこともあったが…。風汰の5日間の物語。(2020年度中学校の部)
	11番目の取引アリッサ・ホリングスワース／作，鈴木出版，2019.6	アフガニスタン難民のサミと祖父の生きる術であり、心の拠り所だった伝統楽器ルバーブが奪われた。買い戻すには1か月以内に700ドルが必要だ。サミは友だちの助けを借りて物々交換を始めるが…。希望と友情の物語。(2020年度中学校の部)
	平和のバトン弓狩匡純／著，くもん出版，2019.6	被爆体験証言者の記憶を、1年をかけて油絵に描いて記録する、広島の高校のプロジェクト。今を生きる高校生たちが、証言者と密に接することで、戦争や原爆を見つめなおしていくさまを綿密に取材して描いたノンフィクション。(2020年度中学校の部)
	廉太郎ノオト谷津矢車／著，中央公論新社，2019.9	頭のなかに、いつも鳴り響いている音がある-。廉太郎は東京音楽学校で才能を開花させ、新しい時代の音楽を夢みるが…。歴史小説の俊英が描く、夭折の天才音楽家・瀧廉太郎の青春物語。(2020年度高等学校の部)
	フラミンゴボーイマイケル・モーパーゴ／作，小学館，2019.10	ナチスが侵攻してきたフランスで、何が起きたのか-。フランスの南部、フラミンゴの生息地カマルグを舞台にした、フラミンゴと話ができる不思議な力を持つ少年とロマの少女の切ないけれど優しい物語。(2020年度高等学校の部)
	キャパとゲルダマーク・アロンソン／著，あすなろ書房，2019.9	激動の1930年代、スペイン内戦を世界に伝えた2人のカメラマン、ロバート・キャパとゲルダ・タロー。夢と理想に燃え、カメラを武器に革命に身を投じた、若き2人の青春の物語。(2020年度高等学校の部)
	星の旅人小前亮／著，小峰書店，2018.12	行方知れずの父を探すため、少年は伊能隊と共に旅をする…。伊能忠敬の足跡を、少年の視点で描く歴史読み物。伊能忠敬の生い立ちや、時代背景、当時の風俗、測量技術の進化など、解説ページも充実。(2020年度中学校の部)
	ある晴れた夏の朝小手鞠るい／著，偕成社，2018.8	アメリカの8人の高校生が、日本に対するアメリカの原子力爆弾投下の是非について、原爆肯定派と否定派に分かれて討論する。日系アメリカ人のメイは、否定派の1人として演壇に立つことになり…。(2020年度中学校の部)
	サイド・トラックダイアナ・ハーモン・アシャー／作，評論社，2018.10	ADD(注意欠陥障害)があり、授業を聞いていられなかったり、同級生にからかわれたり、日々心配事が絶えない中学生のジョセフ。運動が嫌いなのに、陸上競技をするハメになり…。あきらめない心の大切さをユーモラスに描く。 (2020年度中学校の部)
	この川のむこうに君がいる濱野京子／作，理論社，2018.11	3.11の被災者であることを隠し、高校生活をまっさらな状態で始めたいと思った梨乃は、同じ中学出身者のいない都内の高校を選んだ。そして、福島から来た遼と出会う…。震災から3年後、16歳の心の軌跡。(2020年度高等学校の部)
	ザ・ヘイト・ユー・ギヴアンジー・トーマス／作，岩崎書店，2018.3	ギャングがはびこる町に暮らす女子高生スター。ある晩、幼なじみカリルが白人警官により射殺される。目の前で起こった事件は、事実と異なって報道されていく。悩み、怯えながらも、スターはカリルの声となるため立ち上がり…。(2020年度高等学校の部)
	ヒマラヤに学校をつくる吉岡大祐／著，旬報社，2018.9	組織に属さず、社会的な信頼も実績もないまま22歳でネパールに渡り、思いつきで始めた貧しい人たちへの教育支援活動…。ゼロから学校づくりに挑んだ著者の涙と感動の20年の軌跡。(2020年度高等学校の部)
	カンタン!齋藤孝の最高の読書感想文齋藤孝／著，KADOKAWA，2020.6
	10代のための読書地図本の雑誌編集部／編，本の雑誌社，2021.6
	もっとある!学校図書館の司書が選ぶ小中高生におすすめの本220 東京・学校図書館スタンプラリー実行委員会／編著，ぺりかん社，2020.8
	青春の本棚高見京子／編著，全国学校図書館協議会，2020.11
	中高生のための本の読み方大橋崇行／著，ひつじ書房，2021.1
	NHK理想的本箱幅允孝／著，NHK出版，2023.8
	十歳までに読んだ本西加奈子／ほか著，ポプラ社，2017.7
	若い人のための10冊の本小林康夫／著，筑摩書房，2019.12
	10代の本棚あさのあつこ／編著，岩波書店，2011.11
	今すぐ読みたい!10代のためのYAブックガイド150! [1] 金原瑞人／監修，ポプラ社，2015.11
	女子学生にすすめる60冊大妻ブックレット出版委員会／編，日本経済評論社，2019.8
	中高時代に読む本50 清水克衛／著，PHP研究所，2011.5
	13歳からの絵本ガイド金原瑞人／監修，西村書店，2018.4
	難関大学生が書いた頭がよくなる本の読み方・選び方 PICASO／[編]，ディスカヴァー・トゥエンティワン，2012.7
	13歳からの「身になる読書術」探し方・読み方がわかる本大居雄一／著，メイツユニバーサルコンテンツ，2019.11
	苦手から始める作文教室津村記久子／著，筑摩書房，2022.9
	親子の対話ですいすい書ける!はじめての読書感想文藤田利江／著，子どもの未来社，2019.6
	金原瑞人<監修>による12歳からの読書案内金原瑞人／監修，すばる舎，2006.12
	金原瑞人<監修>による12歳からの読書案内金原瑞人／監修，すばる舎，2005.12
	今すぐ読みたい!10代のためのYAブックガイド150! 2 金原瑞人／監修，ポプラ社，2017.11
	子どもの将来は「作文力」で決まる! 親野智可等／著，宝島社，2015.11
	とっちゃまんの読書感想文書き方ブック宮川俊彦／[著]，ディスカヴァー・トゥエンティワン，2009.7
	読書感想文の書き方吉岡日三雄／著，ポプラ社，2000.5
	13歳から身につける一生モノの文章術近藤勝重／著，大和出版，2017.7
	樋口裕一のカンペキ作文塾樋口裕一／著，朝日新聞社，2006.5

	しりょう	コメント
	スクラッチ歌代朔／作，あかね書房，2022.6	コロナ禍でバレーの「総体」が中止になった鈴音。出展するはずの「市郡展」の審査がなくなった千暁。それでも出展作の「カラフルな運動部の群像」を描き続ける千暁のキャンバスに、不注意から鈴音が墨を飛ばしてしまい…。(2023年度中学校の部)
	アップステージダイアナ・ハーモン・アシャー／作，評論社，2022.8	シャイで目立つことが大嫌いなシーラ。でも、心の中では「学校ミュージカルに出演したい!」と思っていて…。ミュージカルの幕が開くまでのドタバタを描く、ユーモアいっぱいの物語。(2023年度中学校の部)
	人がつくった川・荒川長谷川敦／著，旬報社，2022.8	首都圏をつらぬき、流域に約1000万人が住む荒川。川の流れを変えることで江戸の繁栄は生み出され、度重なる洪水から人々を守ってきた。川の歴史と流域の暮らしの変化を丁寧に追いながら、その過去・現在・未来を旅する。 (2023年度中学校の部)
	ラブカは静かに弓を持つ安壇美緒／著，集英社，2022.5	少年時代のある事件から心を閉ざしてきた橘は、音楽教室への潜入調査を命じられる。目的は著作権法の演奏権を侵害している証拠を摑むこと。美しき孤独なスパイが最後に手にするのは…。『小説すばる』連載を加筆し単行本化。(2023年度高等学校の部)
	タガヤセ!日本白石優生／著，河出書房新社，2022.7	現役官僚YouTuberとしてメディアにも登場する著者が最新の農業から、実はスゴい日本の農作物、日本の農業の未来までを語る。(2023年度高等学校の部)
	昆虫の惑星アンヌ・スヴェルトルップ=ティーゲソン／著，辰巳出版，2022.4	子煩悩なハサミムシ、乾いて休眠するネムリユスリカ、水中で音楽を奏でるミズムシ…。ノルウェーの女性昆虫学者が、奇妙で美しく風変わりな虫たちについて語る。ヒトと昆虫の関わりもとりあげる。(2023年度高等学校の部)
	セカイを科学せよ! 安田夏菜／著，講談社，2021.10	ルーツが日米の蟲好き女子・葉奈。ルーツが日露のミハイル。葉奈とミハイル、そして科学部の面々は、生物班の存続をかけ、学校に活動の成果を示すことに…!? ミックスルーツの中学生が繰り広げるバイオロジカル・コメディ。(2022年度中学校の部)
	海を見た日 M.G.ヘネシー／作，鈴木出版，2021.5	きっと世界は、そんなにひどいところじゃない-。ロサンゼルス、それぞれの事情で養母の家に預けられた3人の里子。みんながバラバラの方向を向いていて、正面切って向き合わない。そこへ新しく自閉症の男の子が仲間入りし…。(2022年度中学校の部)
	江戸のジャーナリスト葛飾北斎千野境子／著，国土社，2021.5	90歳まで絵筆をとった人気浮世絵師・葛飾北斎は、情報の限られた江戸時代に、広く日本の外からも情報を収集した-。「人間・北斎」にスポットライトをあて、その魅力や謎を探り、北斎とは何者なのかを解き明かす。(2022年度中学校の部)
	その扉をたたく音瀬尾まいこ／著，集英社，2021.2	ミュージシャンへの夢を捨てきれず怠惰な日々を送る宮路は、演奏に訪れた老人ホームで、神がかったサックスの音を耳にする。吹いていたのは介護士・渡部だった。ホームに通い始めた宮路は…。(2022年度高等学校の部)
	建築家になりたい君へ隈研吾／著，河出書房新社，2021.2	建築物は大きいけれど、その仕事は小さなことの積み重ねでできている-。10歳で建築家を志し、2020年東京オリンピック会場を手がけた建築家が綴る10代へのメッセージ。(2022年度高等学校の部)
	クジラの骨と僕らの未来中村玄／著，理論社，2021.7	小さな頃から生き物が大好きで、様々な動物を飼っていた著者。中学2年生の時、骨格見本に興味を持ち、死んでしまったペットのハムスターの墓あばきを思いつき…。骨からスタートしたクジラ博士の研究航海記。(2022年度高等学校の部)
	ウィズ・ユー濱野京子／作，くもん出版，2020.11	高校受験を控えながら、家族関係に悩み悶々と日々を送る悠人は、夜の公園でひとつ年下の少女、朱音と出会う。彼女は病気の母を支えながら家事を担う「ヤングケアラー」だった。悠人は彼女の力になりたいと思うようになるが…。(2021年度中学校の部)
	アーニャは、きっと来るマイケル・モーパーゴ／作，評論社，2020.3	第二次世界大戦下のフランス山間部の村。羊飼いの少年ジョーは、ユダヤ人の子どもたちと出会い、彼らの亡命に協力することになる。さて、村人全員を巻き込んだ大騒動の逃亡劇の行方は…。(2021年度中学校の部)
	牧野富太郎清水洋美／文，汐文社，2020.7	日本全国の野山を歩いて集めた標本は40万点。調べて分類し、名前をつけた植物が1500種類。「日本の植物学の父」とよばれる牧野富太郎の94年にわたる人生を描く。富太郎採集マップ、富太郎ゆかりの場所なども収録。(2021年度中学校の部)
	水を縫う寺地はるな／著，集英社，2020.5	男なのに刺繡が好きな弟。女なのにかわいいものが苦手な姉。愛情豊かな親になれなかった母…。世の中の普通や当たり前を問い直す、6人の家族の物語。(2021年度高等学校の部)
	兄の名は、ジェシカジョン・ボイン／著，あすなろ書房，2020.4	4歳年上のジェイソンは、サムの自慢の兄。だけどこのごろ、少し様子が変わったみたいだ-。一人の子どもがジェンダーや性的指向という問題にどう向き合っていくのかを、わかりやすく、誠実に、時にコミカルに描く。(2021年度高等学校の部)
	科学者になりたい君へ佐藤勝彦／著，河出書房新社，2020.10	どうすれば科学者になれるのか? 「インフレーション理論」を提唱した宇宙物理学者・佐藤勝彦が、自身の科学者人生を紹介しつつ、「科学とはどういうものか」「優れた科学者になるためには何をしたらよいか」などを語る。(2021年度高等学校の部)
	天使のにもついとうみく／著，童心社，2019.2	保育園を職場体験先に選んだ中学2年の風汰。「なんだって、こんなとこ選んじゃったんだろっ」と、保育園の看板に目をやって、ため息をついたこともあったが…。風汰の5日間の物語。(2020年度中学校の部)
	11番目の取引アリッサ・ホリングスワース／作，鈴木出版，2019.6	アフガニスタン難民のサミと祖父の生きる術であり、心の拠り所だった伝統楽器ルバーブが奪われた。買い戻すには1か月以内に700ドルが必要だ。サミは友だちの助けを借りて物々交換を始めるが…。希望と友情の物語。(2020年度中学校の部)
	平和のバトン弓狩匡純／著，くもん出版，2019.6	被爆体験証言者の記憶を、1年をかけて油絵に描いて記録する、広島の高校のプロジェクト。今を生きる高校生たちが、証言者と密に接することで、戦争や原爆を見つめなおしていくさまを綿密に取材して描いたノンフィクション。(2020年度中学校の部)
	廉太郎ノオト谷津矢車／著，中央公論新社，2019.9	頭のなかに、いつも鳴り響いている音がある-。廉太郎は東京音楽学校で才能を開花させ、新しい時代の音楽を夢みるが…。歴史小説の俊英が描く、夭折の天才音楽家・瀧廉太郎の青春物語。(2020年度高等学校の部)
	フラミンゴボーイマイケル・モーパーゴ／作，小学館，2019.10	ナチスが侵攻してきたフランスで、何が起きたのか-。フランスの南部、フラミンゴの生息地カマルグを舞台にした、フラミンゴと話ができる不思議な力を持つ少年とロマの少女の切ないけれど優しい物語。(2020年度高等学校の部)
	キャパとゲルダマーク・アロンソン／著，あすなろ書房，2019.9	激動の1930年代、スペイン内戦を世界に伝えた2人のカメラマン、ロバート・キャパとゲルダ・タロー。夢と理想に燃え、カメラを武器に革命に身を投じた、若き2人の青春の物語。(2020年度高等学校の部)
	星の旅人小前亮／著，小峰書店，2018.12	行方知れずの父を探すため、少年は伊能隊と共に旅をする…。伊能忠敬の足跡を、少年の視点で描く歴史読み物。伊能忠敬の生い立ちや、時代背景、当時の風俗、測量技術の進化など、解説ページも充実。(2020年度中学校の部)
	ある晴れた夏の朝小手鞠るい／著，偕成社，2018.8	アメリカの8人の高校生が、日本に対するアメリカの原子力爆弾投下の是非について、原爆肯定派と否定派に分かれて討論する。日系アメリカ人のメイは、否定派の1人として演壇に立つことになり…。(2020年度中学校の部)
	サイド・トラックダイアナ・ハーモン・アシャー／作，評論社，2018.10	ADD(注意欠陥障害)があり、授業を聞いていられなかったり、同級生にからかわれたり、日々心配事が絶えない中学生のジョセフ。運動が嫌いなのに、陸上競技をするハメになり…。あきらめない心の大切さをユーモラスに描く。 (2020年度中学校の部)
	この川のむこうに君がいる濱野京子／作，理論社，2018.11	3.11の被災者であることを隠し、高校生活をまっさらな状態で始めたいと思った梨乃は、同じ中学出身者のいない都内の高校を選んだ。そして、福島から来た遼と出会う…。震災から3年後、16歳の心の軌跡。(2020年度高等学校の部)
	ザ・ヘイト・ユー・ギヴアンジー・トーマス／作，岩崎書店，2018.3	ギャングがはびこる町に暮らす女子高生スター。ある晩、幼なじみカリルが白人警官により射殺される。目の前で起こった事件は、事実と異なって報道されていく。悩み、怯えながらも、スターはカリルの声となるため立ち上がり…。(2020年度高等学校の部)
	ヒマラヤに学校をつくる吉岡大祐／著，旬報社，2018.9	組織に属さず、社会的な信頼も実績もないまま22歳でネパールに渡り、思いつきで始めた貧しい人たちへの教育支援活動…。ゼロから学校づくりに挑んだ著者の涙と感動の20年の軌跡。(2020年度高等学校の部)
	カンタン!齋藤孝の最高の読書感想文齋藤孝／著，KADOKAWA，2020.6
	10代のための読書地図本の雑誌編集部／編，本の雑誌社，2021.6
	もっとある!学校図書館の司書が選ぶ小中高生におすすめの本220 東京・学校図書館スタンプラリー実行委員会／編著，ぺりかん社，2020.8
	青春の本棚高見京子／編著，全国学校図書館協議会，2020.11
	中高生のための本の読み方大橋崇行／著，ひつじ書房，2021.1
	NHK理想的本箱幅允孝／著，NHK出版，2023.8
	十歳までに読んだ本西加奈子／ほか著，ポプラ社，2017.7
	若い人のための10冊の本小林康夫／著，筑摩書房，2019.12
	10代の本棚あさのあつこ／編著，岩波書店，2011.11
	今すぐ読みたい!10代のためのYAブックガイド150! [1] 金原瑞人／監修，ポプラ社，2015.11
	女子学生にすすめる60冊大妻ブックレット出版委員会／編，日本経済評論社，2019.8
	中高時代に読む本50 清水克衛／著，PHP研究所，2011.5
	13歳からの絵本ガイド金原瑞人／監修，西村書店，2018.4
	難関大学生が書いた頭がよくなる本の読み方・選び方 PICASO／[編]，ディスカヴァー・トゥエンティワン，2012.7
	13歳からの「身になる読書術」探し方・読み方がわかる本大居雄一／著，メイツユニバーサルコンテンツ，2019.11
	苦手から始める作文教室津村記久子／著，筑摩書房，2022.9
	親子の対話ですいすい書ける!はじめての読書感想文藤田利江／著，子どもの未来社，2019.6
	金原瑞人<監修>による12歳からの読書案内金原瑞人／監修，すばる舎，2006.12
	金原瑞人<監修>による12歳からの読書案内金原瑞人／監修，すばる舎，2005.12
	今すぐ読みたい!10代のためのYAブックガイド150! 2 金原瑞人／監修，ポプラ社，2017.11
	子どもの将来は「作文力」で決まる! 親野智可等／著，宝島社，2015.11
	とっちゃまんの読書感想文書き方ブック宮川俊彦／[著]，ディスカヴァー・トゥエンティワン，2009.7
	読書感想文の書き方吉岡日三雄／著，ポプラ社，2000.5
	13歳から身につける一生モノの文章術近藤勝重／著，大和出版，2017.7
	樋口裕一のカンペキ作文塾樋口裕一／著，朝日新聞社，2006.5